Feb 09, 2010
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5日午前7時50分ごろ、福島県富岡町の県道交差点で、東京電力の協力企業の社員が運転するトラックと、パトカーが接触する事故があったと東電が発表した。社員らにけがはなく、車両のバンパーを損傷する程度だったという。
東電によると、トラックは、富岡町の採石場から福島第1原発へ石を運ぶ途中だった。
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東日本大震災の被災地では、松本龍復興相の辞任に憤りとあきれの声が上がった。
宮城県亘理町でイチゴ畑が津波に流され、仮設住宅に暮らす農業中山一夫さん(75)は「俺は大臣だからという高飛車な態度。もう少し温かい気持ちがあれば、ああいう言葉は出ない。申し訳なかったじゃ済まない」と憤りを見せた。
畑のがれきは撤去されたが、ガラスやプラスチック片が残ったまま。イチゴ栽培を再開するか迷っているという中山さん。「新しい復興相は血の通った人が就き、国民が心を一つにして動けるような復興策を講じてほしい」と要望した。
宮城県庁のある幹部は「すぱっと辞めてよかった。ああいう感覚ではこの先も一緒にやることは難しかった」と突き放した。
岩手県大船渡市のリアスホールで避難生活を続けている千葉京子さん(50)は、松本復興相の放言を「被災地の苦労が分からないから、自分は客だという言い方になる」と批判。「辞めて済む問題じゃない。横柄な口をきいたのなら、最後までやるべきで無責任」と首をひねった。
政争が続く永田町。国会は70日延長されたが、「あすの話でなく、過去の発言などで足を引っ張り合っている。お金の無駄では」とあきれたように話した。
岩手県庁を訪れた宮古市の山本正徳市長は「残念だね。やっぱり言葉をきちんとしないとだめなんだろう」と肩をすくめた。
福島市に避難している福島県葛尾村、兼業農家の松枝孝子さん(42)は仕事再開のめどが立たず、貯金を切り崩して生活している。「大学生の息子が2人いて、生活の不安が大きい。なのに政府はどこか人ごと」と話した。
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松本龍復興相記者会見要旨
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松本復興相が辞任=問題発言で、求心力一層低下−野党「首相に責任」
東日本大震災の被災地、岩手、宮城の両県で放言した松本龍復興対策担当相が5日午前、辞任したことを受けて、被災地では辞任を当然視する声が噴出する一方、「復興への道のりが停滞するのでは」との懸念も広がり、関西に避難中の被災者からは、怒りを通りこしてあきらめにも似た反応が相次いだ。
幼い子供4人とともに宮城県女川町から堺市に県外避難している鈴木真由美さん(34)は「あまりにも腹が立って…。辞めて当然で、顔も見たくない。村井知事がどれだけ忙しいかも考えてなかっただろうし、被災地から遠い東京の感覚だと思った」と怒りをあらわにした。
仙台市宮城野区から母親とともに大阪府吹田市に避難し、同市役所の臨時職員として働いている宇佐美龍王(たつお)さん(19)は「被災者は強い気持ちで生活している。それに比べ、すぐ辞めるのは気持ちが弱いのではないか」。宮城県多賀城市から神戸市垂水区の市営住宅に避難している佐藤三男さん(78)は「被災地を上から見下す発言に憤慨しており、辞任は当然。国が率先して支援をするべきだし、そのために被災地入りしたのではないか。そもそも任命した首相が悪い。復興担当相が辞めるだけでなく、内閣全体を変えたほうがいい」と話した。
また、福島県浪江町から神戸市垂水区に避難している鈴木健一さん(44)は「後任は、被災者の気持ちに寄り添って実行力のある人になってほしい」と述べ、次の大臣に淡い期待を寄せた。
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細川律夫厚生労働相は5日の閣議後会見で、B型肝炎訴訟の原告らに支払う和解金の財源について「国民全体で負担を分かち合うという意味で、増税も選択肢の一つ」と、増税の可能性に初めて言及した。ただし具体的な税目については「これから(救済の枠組みを定めた)法案を作っていかなければならず、その過程で検討する」と述べるにとどめた。
政府は先月28日に原告・弁護団と調印した基本合意書に沿って救済の枠組みを定めた特別措置法案を秋の国会に提出する方針。今後5年間で必要になる和解金を最大1.1兆円と試算しており、財源確保策として臨時の所得税増税案などが浮上している。【佐々木洋】
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